外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りの役割とは?
投稿日:2019.5.8 更新日:2025.2.20
塗装はただ塗料を塗るというイメージがあるかもしれません。DIYでもよく行われているっぽそうですので、塗装は誰でもできるという印象があるのではないでしょうか?ですが、プロの塗装職人が仕事にしているわけですから、そう簡単なものではないということはぜひ知っておいていただきたいです。
塗料はたくさんの種類がありますが、そのどれもに正しい施工方法があります。当然、正しく施工されていなければ性能を最大限発揮することはできません。塗装は基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行われます。「塗装は3回塗り」というのを聞いたことはありませんか?その3回塗りというのが、この下塗り→中塗り→上塗りの3工程のことです。
※屋根塗装はさらに縁切りという工程があります。
当社のホームページでもご紹介しているシリコン塗料やフッ素塗料は塗装工程の中塗りと上塗りで使用する上塗り剤(仕上げ剤ともいいます)です。最初に行う下塗りではシーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り剤を使用します。異なる塗料を使用するのですから、もちろんそれぞれの用途も異なります。
※塗料についてはこちらから
塗料は下塗り剤と上塗り剤の相性や適応下地、状態など様々な条件に適したものを選ぶ必要があります。つまり塗料の選択を間違えてしまうとどんなにグレードの高い塗料を使用しても早々に剥がれてしまうでしょう。
それでは塗料の違いについてお伝えしたところで、次は各塗装工程の役割についてご説明します。
外壁塗装は3回塗りが基本!下塗り・中塗り・上塗りの役割
下塗り(1回目)
下塗りはシーラーやプライマー、フィラーなどの下塗り剤を塗る工程です。下塗り剤は下地への密着性を高め、この後に塗る上塗り剤を繋ぐ楔としての役割を担っています。また、塗膜を張ることで、上塗り剤の吸い込みを抑え色ムラを防ぐことも目的にあります。
フィラーは塗膜が肉厚で伸縮性があります。外壁にひび割れがある場合は、フィラーを塗ることで塗装後のひび割れを防ぐことができます。下地の凹凸を平滑にならす下地調整としてもフィラーを用います。
シーラーとプライマーは効果が似ており、明確に区別されていませんが、一般的に木部や鉄部の下塗り剤にプライマーという名称が使われています。
中塗り(2回目)
中塗りから上塗り剤を使用します。上塗り剤は基本的に2回塗りとなっており、この後に詳しくご説明しますが、上塗り工程でも同じ上塗り剤を塗り重ねます。なぜ2回に分けて塗装するかというと、それは塗布量が決まっているからです。
塗布量とは一度に塗れる量のことであり、規定された塗布量を超えると塗膜の膨れなど施工不良を起こしてしまいます。一度にたくさんの量を塗れば、たしかに時間を短縮し、効率が良くなりそうですが、施工不良を起こせば意味がありませんので、塗料の施工マニュアルに従って塗装することが大切です。
上塗り(3回目)
中塗りを終えたら上塗りの工程に移りますが、その前に乾燥させる時間を設けます。未乾燥のまま塗料を塗り重ねてしまうと、塗膜に残る水分が影響して施工不良を起こします。乾燥時間は天気や時期によって変わり、現場で的確な乾燥時間を設けることが大切です。
乾燥した後はもう一度上塗り剤を塗り重ねます。2回塗るのは塗布量もそうですが、塗膜に厚みをつける目的もあります。塗料には必要な塗膜厚が決まっており、適切な厚みを確保していないと性能を最大限に発揮することができません。
また、塗膜が薄くなれば色にムラが出てしまうため、見栄えも落ちてしまいます。つまり、2回塗ったとしても塗膜厚が確保されていなければ効果が発揮されませんので、塗装後の状況によっては3回、4回と塗装する必要があります。
冒頭でお伝えしましたが、「塗装は3回塗り」が原則にありますが、最も重要なことは塗料で指定されている塗膜厚を確保することであり、塗膜厚が薄くなるようであれば、4回、5回と塗料を塗り重ねて臨機応変に対応することが大切です。
同じ塗料を塗り重ねるのですからパッと見ただけでは違いがわからないかもしれません。ですが、プロから見るとそれは一目瞭然で、当然仕上がりも明らかに違います。
さいごに
いかがでしたか?ここまでお読みになって塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りの最低3回塗装が必要なこと、各塗装工程では役割があり、塗布量や確保しなければならない塗膜厚があるということがわかったのではないでしょうか。
当店では、フッ素塗料で塗装したのに3年ほどで剥がれてきてしまったというご相談をお客様らいただいたことがあります。現地にて調査をしたところ下地処理や下塗りが抜けているのがわかりました。よくよく思い出すとフッ素塗料なのに随分と安いなと思ったそうです。
塗装の良し悪しは塗装直後ではどうしてもわかりにくいかもしれません。外壁塗装は高額ですから、なるべく費用を抑えたいと考えるのは当然だと思います。ですが、いくら安くてもすぐに塗装が剥がれてしまったら余計な出費が増えてしまいます。
塗装にはちゃんと決まった工程と塗料の取り扱いがあることをぜひ押さえて、外壁塗装を行なっていただきたいです。ホーム・ビューティーではお打ち合わせの段階で工事内容や使用する塗料など工事について詳しくご説明させていただきます。ご不明な点やご要望などがありましたら遠慮なくお申し付けください。
建物診断や見積もりは無料で実施しております。
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