塗装屋選びに失敗しないために
投稿日:2018.10.18 更新日:2024.8.15
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自社施工かどうかを確認
「工事を依頼したのはいいが、施工するのは別の業者だった…」
「担当者に言ったのに、施工業者に伝わっていない…」
実はこのようなケースは決して少なくありません。なぜこんなことが起こってしまうかというと、契約した業者と施工する業者が違うからです。
そのため、お打ち合わせから施工まで一貫して携わる自社施工店が大事なのです。下請けが間に入ると中間マージンも発生してしまいます。自社施工店よりも余分な費用が含まれるため、工事費も高くなってしまうでしょう。
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職人さんや会社の資格を確認
もしかするとご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、塗装業を営業するのに資格も許可も必要ありません。
開業のハードルが低いというメリットにも働きますが、残念ながら塗装業界に悪徳業者と呼ばれる会社を存在させてしまう原因をつくってしまってもいます。これから業者を探されるのでしたら、ぜひ「業者が塗装業の許可を取っているか」「資格を保有しているか」もご確認ください。
一級塗装技能士とは、年に一度に行われる難易度の高い国家資格です。
この資格は実務経験が7年必要でそう簡単に取得できる資格ではなく、ベテランの職人でも合格率は50%前後です。建設業の許可や資格は、あくまでも目安ではありますが、このような客観的に判断できる要素がある会社の方が比較的に安心できると思います。
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保険加入を確認する
外壁塗装では高所作業がありますので、安全に作業できるように足場を組みます。
テレビ報道で、足場が倒壊したというのを目にしたことはありませんか?外壁塗装などリフォーム工事では、どんなに気をつけていても不慮の事故が発生してしまっているのも事実です。
住宅工事を携わる場合は、お施主様だけでなく、ご近隣の方も決して無関係とは言えません。万が一、事故が発生した場合は、損害賠償を請求されるケースもあります。このような時の備えになるのが「保険」です。
損害賠償に対応する保険は、月々の支払い(契約する保険によって支払い方法は異なります)があり、資金力のない業者にとっては削りたいコストかもしれません。
ですが、事故の事例を見る限り、十分な備えをしている会社の方が安心ですよね。 -
契約書や保証書を確認する
契約書はお客様と業者との大事な約束事です。
塗装業界では職人が多いため、書類関係は少々曖昧になっている傾向ではありますが、やはりお客様との約束事については細かく具体的であることが望ましいです。よくやってしまうことが、口約束で済ましてしまうこと。
確かに口で交わしたことも契約のうちに入るかもしれませんが、これだと「言った、言わない」のトラブルに発展してしまい、余計な時間が浪費されていくばかりです。本来、追記や修正の事項がある場合は、書類として残しておく必要があります。
新しく書類を作り直してもらうのが理想ですが、現在の書類(見積もりや契約書)に一筆入れてもらうだけでも不要なトラブルを回避できます。工事保証を確認していただくことも大切です。工事後になにかあった場合に役立ちます。
なによりも長く会社と付き合っていけますので、今後のメンテナンスについても相談しやすくなります。工事保証がない会社は短期的な付き合いになる可能性があり、当然、工事の質も不安が残ります。それなら万が一なにかあっても保証してくれる会社の方が安心ですよね。
いくら営業マンが親切丁寧だとしても書類に関しては確認しましょう。
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訪問販売業者とは契約しない
外壁塗装などリフォーム業のトラブルのほとんどは、訪問販売業者によるものです。
もちろん、すべての訪問販売業者が悪いというわけではありません。ですが、やはり実情は無視できません。よくある手法が「点検商法」です。
「近くで工事をしていて屋根が割れているのが見えました」
「キャンペーン中で無料で点検します」
「今なら足場代が無料です」などを口開きに営業する業者だったら、注意しておくべきでしょう。
契約をしないことが望ましいですが、もし契約してしまった場合は、8日以内ならクーリングオフを利用できます。甘い言葉で契約を誘ってきたり、不安を煽ってきたりする場合は、悪徳業者の典型的な特徴ですから、契約を急かされても絶対に即決をしないでください。
“mu”
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