なぜ3回塗りをする必要があるのか?宇都宮市で外壁塗装工事
投稿日:2019.3.20 更新日:2024.7.1
こんにちは。桜の花の咲き始めましたね。今日もあたたかく春を感じますね。
晴れた日の続き乾燥もしているので塗装日和です。本日は栃木県宇都宮市のK様邸にて外壁の塗装をしてまいりました。
皆さまのなかには、複数回上塗り(色のついた塗料を塗る作業)をすることに疑問を感じる方もいるかもしれません。このような方は、「塗装を厚くすればその分上塗りの回数を減らせる」とお考えになるかもしれません。
残念ながらどれだけ厚く塗っても、2回分塗った代わりにはなりません。それは、塗膜の強度が保てないためです。さらに塗膜を厚く塗ることによって、以下のような不具合も起きます。
・塗膜の内部と表面で乾き具合が異なった結果、収縮や膨張が生じてひび割れが起こる
・塗膜の一部が流れたり、ムラが出る
・塗膜に縮みが生じ、ちりめん状のしわができてしまう
・表面に斑点やしま模様ができる
・つやのある塗料の場合は、つやにムラが生じてしまう
実際、他社よりも2回多く塗る事を営業文句にしている塗装会社もあるようです。
塗装は基本的に下地・中塗り(色のついた塗料で1回目)・上塗り(色のついた塗料で2回目)の計3回です。塗料のメーカーにより乾燥時間も決められているのです。
頭のかたすみに塗装は3回という事をおいておいて下さいね。