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外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

投稿日:2019.3.20 更新日:2023.6.28

住宅には「外壁材と外壁材の繋ぎ目」や「外壁と窓サッシの繋ぎ目」など様々な隙間が存在しています。

この隙間をシーリング材で埋めることをシーリング工事といいます。

 

シーリングは、

 

① 建物全体の防水性・気密性を高める

② 外壁材の干渉を防ぐ

 

といった役割があります。

 

シーリング工事は外壁塗装と一緒によく行われますので、これから外壁塗装をお考えの方は、シーリング工事とはどんな工事か知っておきましょう。

 

シーリングの劣化が建物の耐久性や機能性を低下させてしまうことがあります。

最悪は雨漏りを引き起こしてしまいますので、ぜひ今回ご紹介する内容を最後まで呼んでポイントを押さえてください。

 

【シーリング工事を行う場所】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

【サイディングやALCにある目地】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

現在の戸建住宅でよく用いられているサイディングボードやALCパネルなどの外壁材は工場で製造され、現場では外壁材を張るだけと非常に作業効率に優れているのが特徴。

 

すでに完成している建材で、水を使わずに施工できるのを乾式工法と呼びます。

乾式工法と対極にあるのが湿式工法。

 

湿式工法はモルタルや漆喰など水を使って施工する工法のことです。

少し話がそれてしまいましたが、サイディングやALCなどのボード型の外壁材は干渉を防ぐために隙間を設けています。

 

この隙間を目地と呼んでいます。

これらの外壁材は非常に堅く、隙間を設けずに張り付けてしまうと気温変化などによる膨張・収縮や建物の動きで外壁材同士が干渉しあい破損に繋がってしまいます。

 

目地はその干渉を防ぐために設けられており、ここにはシーリング剤が打設されています。

シーリング剤は硬化するとゴムのように弾力性を持ち、外壁材や建物の動きに合わせて伸び縮みして追従してくれます。

 

目地に打設したシーリングが緩衝材の役割を担ってくれているのです。

しかし、シーリングも永続的なものではありませんので、年数が経つとだんだん硬質化してきて、ひび割れや剥がれなどの劣化症状が現れてきます。

 

外壁材や建物の動きにも追従できなくなり、隙間も大きくなってくるため、水も入りやすくなってきてしまうため、ある程度年数が経ち、劣化症状も現れていたらシーリングを新しくする必要があります。

 

【隙間が生じる場所】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

また、どんなにぴったりと張り付けたとしても、そのボードとボード、パネルとパネルの間には隙間ができてしまいます。

 

破風板やベランダ笠木などの接合部がそうです。

部材同士の接合部や取り合い部は、隙間が生じるため、そのままの状態にすれば水が内部に入り込んでしまいます。

 

水が内部に入り込むということは、建物の劣化を早めるということです。

そして、最悪は雨漏りを引き起こす恐れだってあるのです。

 

このような被害を受けないためにも、サイディングやALCなどの目地を設けた外壁材には定期的に目地のシーリングを打ち替え、それと一緒に部材などの接合部に生じる隙間もシーリングで塞ぐ必要があるのです。

 

シーリング工事の必要性についてはこちらの「定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について」をご覧ください。

 

【シーリング工事は10年前後を目安にお考えください!】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

シーリングは外壁材の緩衝材としての役割隙間を塞いで防水性と気密性を維持する役割があります。

あまり意識して見られるものではありませんが、建物に充填されているシーリングが建物の耐久性、機能性を維持するために不可欠なのです。

 

ただし、シーリングは永続的なものではありません。

シーリングは風雨や太陽光などで年数とともに劣化してきます。

 

劣化が進むとシーリング自体が硬質化し、ひび割れ、剥がれ、隙間などの症状が発生します。

水が内部に入りやすくなり、外壁材の緩衝材としての役割も果たせなくなります。

 

シーリングのメンテナンス時期は10年前後が目安です。

上記で挙げた劣化症状が現れていましたら、そのままにせずシーリングのメンテナンスを行ってください。

 

シーリング工事についてはこちらの「コーキングとは?外壁塗装と一緒にメンテナンスをしよう!」もご覧ください。

 

【高耐久のシーリング剤もご検討してみてください!】

外壁に欠かせない、シーリング工事とは?

近年では塗料の技術開発が向上して耐用年数も延びました。

シーリング工事は外壁塗装と一緒に行われることが多いですから、シーリング剤も高耐久のものを使用することをおすすめします。

 

当社は高耐久のシーリングもご用意しております。

おすすめしている「オートンイクシード」は可塑剤を配合せず、長期に渡って柔軟性を失わない長寿命が特徴。

 

一般的なシーリング剤の耐用年数は5〜10年ほどですが、オートンイクシードは20〜30年も保ちます。

もし、シーリングの耐久性を重視されるなら、オートンイクシードはおすすめのシーリング剤ですので、ぜひご検討してみてください。

 

詳しくはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

 

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