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雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

投稿日:2023.1.22

雨樋は新築の時からあり、普段から意識して見ることはそう滅多にないかと思います。

 

もしかするとそのまま放置してしまっていはいませんか?

 

雨樋は太陽の紫外線や風雨にさらされて、当然のことながら経年劣化してきます。

 

劣化が進めば雨樋も壊れてしまいますので、被害が出る前にメンテナンスをすることが大切です。

 

本日は雨樋工事で知っておきたい基本的なこと(メンテナンスが必要な理由、雨樋の役割、部材名、素材の種類と形状の種類)などをお伝えします。

 

【雨樋のメンテナンスはしていますか?】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

みなさんは雨樋のメンテナンスをしていますか?

 

雨樋も建物の大切な設備の一つです。年数が経過してくると劣化症状も現れてくるので、適切なタイミングでメンテナンスをしましょう。

 

雨樋のメンテナンスが大切な理由はこちらの「雨どい交換・修理が大切な理由」で解説しております。良ければこちらもご覧ください。

 

雨樋の劣化症状には、

 

・軒樋の歪み

・接合部の隙間

・水漏れ

・雨樋の破損

・金具の破損

・ゴミ詰まり

 

などがあります。

 

これらの症状はメンテナンスのサインです。そのまま放っておいてしまうと建物の老朽化を早めることになりますのでご注意ください。

 

雨樋の劣化症状についてはこちらの「雨どい、こんな症状が出たら要注意!」で解説しております。ぜひこちらもご覧ください。

 

【雨樋の役割は?雨樋がないとどうなる?】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

雨樋は新築の時からある設備ですから、もしかすると雨樋があるのは当たり前で、とくに意識して見ていなかった、というのが普通の感覚かと思います。

 

しかし、雨樋は建物の大切な設備でして、もし雨樋がないと建物の老朽化を早める原因になってしまいます。

 

まず、雨樋の役割ですが、雨樋は屋根から流れてくる雨水を排水するために取り付けてあります。

 

もし、雨樋がなかったら……想像してみてください。

 

雨は屋根から滝のように勢いよく落下してきます。そうなると水が跳ねて外壁や基礎を汚してしまい、落下してくる雨音も相当大きいでしょう。汚れは劣化の原因になり、落下してくる雨は、騒音で近隣トラブルに発展してしまうかもしれません。

 

これは雨樋がなかったらという話だけではなく、雨樋の破損や接合部の劣化で隙間が生じても起きることです。

 

雨樋も建物を長期的に維持するために貢献しています。雨樋のメンテナンスがこれからも大切なお住まいをお使いいただけることにつながりますので、ある程度年数が経過していましたら状態に応じてメンテナンスを行ってください。

 

ホーム・ビューティーは無料で建物診断を行っております。お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

 

【雨樋の部材名】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

雨樋という名前はついていますが、実はそれ一つを構成しているたくさんの部材があるのは知っていますか?

 

いくつもの部材を接合してつくっているのが雨樋ですから、一つの部材が壊れても部分的に部品を交換するだけ直せます。

 

雨樋の部品を全部覚える必要はありませんが、主要な「軒樋」「縦樋」「集水器」の3つだけは覚えておくと修理をするときに便利です。

 

それでは雨樋を構成する部材を一つずつお伝えします!

 

【縦樋の部材】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

【縦樋】

縦樋は集水器と接合し、軒樋から流れてくる雨水を下に流す部材です。

 

【エルボ】

縦樋に角度をつける部材です。60°、90°、105°、自在角度などがあります。軒樋から降りる縦樋を外壁側に曲げたり、下屋根に這わせたりするときにつかいます。

 

【寄せ桝(よせます)】

2本の縦樋を一本にまとめる部材です。

 

【角桝・飾り桝】

ベランダやバルコニーにある排水口につなげる部材です。

 

【継ぎ手】

継ぎ手は縦樋を伸ばすときに使います。繋ぎたい縦樋の間に取り付けて接合します。

 

【縦樋の固定金具】

縦樋を固定する金具です。専門用語でデンデンと呼びます。

 

【軒樋の部材】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

【軒樋】

屋根から流れてくる雨水を受ける部材です。屋根を囲うように軒先に取り付けてあります。

 

【集水器】

軒樋から流れてくる雨水を集める部材です。ここで雨水を集め、縦樋に流します。

 

【曲がり】

軒樋に角度をつける部材です。曲がる方向は外側と内側の2種類があります。

 

【止まり】

軒樋の端に取り付ける部材です。雨水はここで堰き止めます。

 

【継ぎ手】

軒樋も縦樋と同様に継ぎ手を使って延長させます。

 

【軒樋金具】

軒樋を支える金具です。

 

【雨樋の素材の種類と形状】

【雨樋の素材の種類】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

雨樋は素材の種類があります。一般的なのは「塩化ビニール」「ガルバリウム鋼板」「銅」の3つの雨樋です。

 

他にもアルミニウム、ステンレスがありますが、住宅ではほとんど見られないため、今回は流通量の多い「塩化ビニール」「ガルバリウム鋼板」「銅」の3つの雨樋の特徴をお伝えします。

 

【塩化ビニール】

塩化ビニールはコストが安価でありながらも柔軟性があり、強度も優れています。最も住宅に採用されることが多い雨樋です。

 

【ガルバリウム鋼板】

亜鉛+アルミ+シリコンから成るメッキ層を持つ金属です。亜鉛の犠牲防食作用とアルミの耐食性を併せ持つ耐久性の高い特徴があります。ガルバリウム鋼板の雨樋は塩化ビニールよりも割高ですが、最近では人気が出てきております。

 

【銅】

銅は昔から用いられている金属でして、雨樋の他に屋根にも使われています。良性のサビが保護膜となり、耐久性に優れています。塩化ビニールの雨樋が10年ほどの耐用年数でして、それにに比べて銅は30年近く使用できます。また、銅に発生するサビは緑青というもので、色彩が良く、経年変化を楽しめます。

 

【雨樋の形状の種類】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

縦樋と軒樋は形状の種類があります。

 

【縦樋】

・角樋

・丸樋

 

【軒樋】

・半丸型

・角型

 

昔の住宅は丸型と半丸型が一般的でしたが、現在では台風やゲリラ豪雨などにより、軒樋は集水量の多い角型が採用されるのが一般的になりました。

 

【雨樋修理は当社におまかせください!】

雨樋工事は必要?雨樋工事のことで知っておきたい基礎知識

ここまで雨樋の基本的なことをお伝えしてきました。雨樋も建物の大切な設備ですから、定期的にメンテナンスを行ってください。

 

当社では雨樋修理も承っております。雨樋工事のことで気になることやご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。

 

詳しくはこちらの「雨樋修理」をご覧ください。

 

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