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安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

投稿日:2025.10.31

こんにちは!
地元栃木県を拠点に活動しているホーム・ビューティーです。

今回はクラックのお話。
クラックとはひび割れのことを指し、外壁以外にも基礎、土間などのひび割れ・亀裂でもクラックと呼んでいます。

そのクラックですが、

いいひび割れと悪いひび割れが

あるのはご存知ですか?

つまりこれは

安心なクラックと緊急性の高いクラック

と言い換えても差し支えないでしょう。

そこで本記事では、クラックの種類や緊急度についてお伝えさせていただきます!

構造クラックとヘアークラックの違い

クラックは損傷の程度でヘアークラックと構造クラックに分けられています。
クラックの分類は明確に定義されているわけではありませんが、建築業界ではある程度の線引きするものがあります。

以下に具体的なことをご説明しますが、あくまでも目安となりますので、詳細は実際に専門業者に判断してもらう必要があります。

構造クラック 幅0.3mm以上 深さ4mm以上

安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

構造クラックは目視で確認できるほど大きなひび割れです。
線引きはクラック幅0.3mm以上、深さ4mm以上となっています。
構造クラックは外壁に直接亀裂が入ってしまっている状態なため、構造にも影響が出て耐震性の低下を招きます。

ヘアークラック 幅0.3mm未満 深さ4mm未満

安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

ヘアークラックは細かなひび割れでして、目視だと見落としてしまうほど細かな症状もあります。
線引きはクラック幅0.3mm未満、深さ4mm未満となっています。

軽微な症状ですが、塗膜の劣化過程では後期にある症状です。
そのまま長く放っておくと構造クラックに発展します。

クラックについてはこちらの「外壁クラックの発生原因と種類、緊急度の目安を解説!」もぜひご一緒にご覧ください。

安心なクラック

安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

こちらでは安心なクラックをご紹介します。
ただし、クラックが発生している段階で塗装の劣化が進行しており、そのまま長く放置すると構造クラックに発展してしまいます。
このため、安心なクラックだったとしても長く放置せずに適切な処置をお勧めします。

症状が軽微なヘアークラックならまだ安心できる状態

ヘアークラックは軽微な症状に分類され、緊急性はそう高くありません。
外壁まで亀裂が及ぶ構造クラックとは異なり、塗膜内で症状が納まっています。
プライマーやシーリングなどで容易に補修できます。

大きめのクラックでも塗膜内で納まっていれば症状は浅い

ヘアークラックは呼び名にもあるとおり「髪の毛のようなひび割れ」と喩えることができます。
もし、広い範囲にヘアークラックがあっても塗膜内で症状が納まっていれば問題ありません

ただし、クラックは目視だけで判断できるものではありません
小さなクラックに見えても奥まで被害が及んでいる場合も考えられますので、詳細は専門業者に判断してもらうことをお勧めします。

垂直水平に発生するクラックは比較的に危険度が少ない構造クラック

緊急性が低いわけではありませんが、構造クラックの中では危険度の少ないクラックです。
水平・垂直に発生したクラックは重力に沿って損傷を受けているため、経年による自然な劣化です。
大きさにもよりますが、すぐにクラックをふさぐ補修をすればそう大きな問題にはならない可能性が高いです。

緊急性の高いクラック

安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

続いて緊急性の高いクラックをご紹介します。
クラックがあることで危惧するリスクは構造への影響や雨漏りなどです。
外壁の崩落にもつながりますので、もし該当するクラックが発生していれば早めに専門業者にご相談ください。

構造クラックは建物の耐震性を低下させる

緊急性の高いのが構造クラックです。
構造クラックは外壁に直接亀裂が入ってしまっているため、建物の構造強度に影響し、耐震性の低下を招きます。
衝撃に弱くなっている状態なため、もし見つけたら早めに対処することをお勧めします。

窓まわりに発生したクラックは雨漏りのリスクを高める

窓のように外壁をくり抜いた構造は衝撃に弱く、角のところでクラックが発生しやすいです。
構造クラックになっている場合は水が屋内に流れ込みやすくなりますので、雨漏りのリスクも懸念されます。

もともと窓などの開口部は雨漏りを起こしやすい場所です。
もし窓の角のところでクラックが発生している場合は早めに対処していただくことをお勧めします。

斜めに発生しているクラックは危険度の高い構造クラック

水平・垂直に発生するクラックとは異なり、斜めに発生しているクラックは建物の構造バランスが悪い可能性があり注意が必要です。
構造そのものに問題が生じているため、耐震補強なども視野にいれて対応する必要があります。

バッテンに発生しているクラックは危険度の高い構造クラック

斜めに発生しているクラックと同様にバッテンになってクラックが発生している場合も緊急性が高い状態です。
バッテンにクラックが発生している場合、構造バランスだけに留まらず、建物そのものに問題が生じている可能性があります
大地震など大きな負荷がかかったときによく見られる症状です。

気になるクラックなど症状があればホーム・ビューティーにご相談ください!

安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

ここまでクラックについてお話をさせていただきました。
長く大切な建物を維持していくためには、クラックなどの症状を見逃さずに適切に対処することです。

クラックは建物の構造にも影響を及ぼしますので、見逃しがないように普段から建物の状態を見ておきましょう。

もし、クラックなど気になる症状がありましたら、ぜひホーム・ビューティーにご相談ください。
当店では建物診断や見積もりを無料で行っております。

建物の状態や必要なメンテナンス、今後の工事スケジュールなど詳しくお伝えさせていただきますのでお気軽にお声掛けください!

無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

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