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下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

投稿日:2019.8.5 更新日:2026.5.28

外壁塗装では下地処理が品質に大きく影響を与えます。
もしかすると、これから外壁塗装をご計画されている方は、下地処理の重要性について一度目に触れたかもしれません。

なぜ、下地処理が重要なのか……それは塗装する面が荒れていてはすぐに剥がれてしまうからです。
中でもモルタルやサイディングなど塗り替え時でポイントとなるのが、ひび割れ(クラック)の補修作業です。
※本記事では「クラック」で統一いたします。

クラックはその程度を見誤ると雨漏りや耐震性の低下にも繋がります。
ですから、補修するだけでなく、今どんな状態なのかということも的確に判断できなければなりません。

建物は常に風雨や太陽光など過酷な環境にさらされています。
10年程度の周期で実施する外壁塗装では、すでに相当な劣化が進んでおりますので、正常な状態に復旧させてから塗装する必要があります。

本記事では、建物の構造強度に関わるクラックについてお話しさせていただきます。

クラックが発生しやすい場所は?

建物の部位にはそれぞれ置かれている環境が違います。
たとえば、ベランダは強い日差し(太陽光の紫外線)、日当たりが悪くなる北側は湿気などです。

それぞれにさらされる環境下で、数年後に現れてくる劣化症状が変わります。
クラックの場合でも同様なことが言え、クラックしやすい箇所というのがあります。

それは、

・開口部(窓や玄関)
・保水性が高まったモルタル外壁
・サイディングを張る釘の打ち込み部

などです。

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

開口部は外壁をくり抜いた構造なため衝撃に弱くなっています。
衝撃を受けた時に開口部の四隅にクラックが発生する傾向です。

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

モルタルはセメントと砂、水を混ぜ合わせて作る外壁材です。
元々保水性を持つ素材なため、塗装が古くなると水を吸い膨張収縮を繰り返してクラックを起こします

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

次にサイディングの釘打ち込み部です。
これは開口部と同じ原理で、空洞が開いている箇所は衝撃に弱く、クラックが起こりやすい場所です。

クラックは外壁を破損させるだけでなく、雨漏りへと被害を拡大させる原因でもあります。
クラックを起こした箇所から水が入り込み、防水紙を劣化させて雨漏りに発展します。
防水紙がないところなら、きっとより早く雨漏りの症状が出てくるでしょう。

クラックについては以下の記事で詳しく解説しております。

安心なクラックと緊急性の高いクラック その違いは?

クラックの補修方法は?

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

クラックがある場合は症状が大きくなる前に補修を行いください。
塗装時では必ずクラックを直している必要があります。

軽微なら塗装で隠せてしまえるかもしれません。 
しかし、それでは根本的な改善につながらず、後々になって問題が生じる可能性が大いにあります。

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

軽微なクラックならコーキング(シーリング)やプライマーで補修できます。
施工が容易で、外壁をはつる必要はありません。

軽微なクラックとは、塗膜内でとどまるクラック(幅0.3mm未満)のことです。
プライマーを塗る場合はクラックをふさげるように深くまで浸透するものが望ましいです。

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

クラックが深い場合は、発生源から補修しなければなりません。
表面だけ覆ってもすぐに剥離して意味がありません。

症状に合わせて対応が異なりますが、クラック深部が外壁表面に覆われる状態でしたら、クラック発生源から手を施せるように外壁を斫(はつ)ります

外壁斫り後、コーキングを充填し、必要に応じてモルタルを塗ります。
モルタル外壁は模様が施されているため、補修後の模様が欠損している箇所は再度パターン付け(模様付け)を既存パターンに合わせて行っています。

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

サイディングのクラックは注意点があります。
それはモルタル外壁のように柔軟な補修ができないということです。

モルタル外壁は原料を混ぜ込み、ある程度の自由度の中で補修できます。
このため、外壁を斫っても既存外壁との差異が出にくくなっています。

しかし、サイディングは既製品が大半です。
年数が経過していればすでに生産停止になっていて、補修のために再度取り寄せできません。

サイズも決まった規格になっており、剥がすにも見た目が悪くならないように、たとえ他は正常だとしてもある程度の範囲までサイディングを剥がさなければいけないこともあります。

サイディングはモルタルほど補修に自由が効く外壁ではありません。
なるべく補修の手間が軽くなるように、症状が軽微なうちに補修できることが理想です。

下地処理については以下の記事でご紹介しております。

外壁塗装は下地処理が超重要!

クラックがある場合は早めに対処しましょう!

下地調整の重要なポイント2 ひび割れ、クラック補修(外壁)

クラックは軽微なうちに手を打っておくことが大切です。
症状が大きくなると、雨漏りや外壁の崩落など建物に甚大な被害を与えてしまいます。

もしクラックがある場合は、そのまま放置せずに専門業者に状態を見てもらいましょう。
早期発見・早期対応が大切なお住まいを長く守り続けることにつながります。

ホーム・ビューティーでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。
お住まいのことで何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください!

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