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定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について

投稿日:2023.2.27

突然家の中に水が入ってきたらびっくりしますよね。雨漏りは建物内部を濡らして老朽化を早めてしまい、さらに天井や壁から水が滴り落ちてくるため、普段快適におくれている生活にも不便にさせてしまいます。

 

水が入ってこないのは隙間なく建物が建てられているからですが、その防水の一つとして役割を担っているのがコーキングです。

 

コーキングは水の侵入を防ぐだけでなく、空気の流入がないように気密性を保つ役割もあります。つまりコーキングは建物の防水性と気密性を保つための充填剤ということです。

 

コーキングにはウレタン系、シリコーン系、変性シリコン系、アクリル系などいろいろな種類があり、用途に応じて使い分けます。

 

今回はコーキングの種類について割愛させていただきますが、コーキングは太陽の紫外線などが原因して経年劣化してきます。建物を長期的に維持するためには、コーキングも定期的に新しくしていかなければなりません。

 

そこで本日は、コーキング工事が必要な理由についてお伝えしていきたいと思います。

 

【コーキング工事の必要性と劣化の過程】

定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について

ここではコーキング工事が必要な理由と劣化の過程についてお伝えします。

 

【コーキング工事が必要な理由】

定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について

「室内に水が入ってきた」「暖房をつけているのに中々温まらない」などこういったことが起きてしまうのは、コーキングの劣化が原因しているかもしれません。

 

冒頭でもお伝えしたようにコーキングは防水性と気密性を保つ役割を担っています。

 

コーキングも劣化すればその性能が低下してくるため、屋内に水が流れ込みやすく、空気の流入も多くなります。

 

コーキングの上から塗装をすれば隙間が埋まって問題ないのでは?と思うかもしれませんが、外壁は収縮・膨張を繰り返しているため、塗膜が追従できても劣化しているコーキングではその動きについていけず、塗膜まで一緒にひび割れてしまいます。

 

コーキングは外壁の目地や部材の継ぎ目、屋根などあらゆるところに使用されています。劣化してしまうと建物の性能が落ち、雨漏りのリスクも高くなりますので、外壁塗装と同じくらい定期的にメンテナンスが必要です。

 

コーキング工事についてはこちらの「コーキングとは?外壁塗装と一緒にメンテナンスをしよう!」もご覧ください。

 

【コーキングが劣化していく過程】

定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について

コーキングは硬化するとゴムのように弾力性を持ちます。コーキングが柔らかいのは、可塑剤が配合されているからです。伸びたり、縮んだりしますので、建物の動きに追従し、ひび割れてしまうのを防いでいます。

 

コーキングの劣化症状は「ひび割れ」「破断」「剥がれ」「収縮による隙間」「変色」などがあります。

 

コーキングが劣化してしまうのは、太陽の紫外線や風雨などによる影響でして、劣化すると構成物の一つである可塑剤が流出し、表面がベタつくようになり、だんだん硬質化します。

 

外壁は熱によって収縮・膨張を繰り返し、コーキングもそれに追従しています。しかし、劣化によって硬質化したコーキングは、外壁と追従できなくなり、ひび割れてきてしまうのです。

 

当社は耐久性の高いコーキングもご用意しております。詳しくはこちらの「コーキングについて」をご覧ください。

 

【メンテナンスをしないことの被害】

定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について

建物内に水が入ってしまうのは、たとえ室内や構造体まで水が流れてこなかったとしても、いい影響を与えません。

 

外壁の下には防水紙を張っていますので、その先はそう簡単に水が流れてくることはありません。しかし、壁内に水が入りやすくなれば防水紙の痛みも早くなります。

 

また、水気が多ければ晴れていても残った水分が蒸発して湿気が多くなります。そうなると防水紙だけでなく、外壁にも影響を与えてしまうでしょう。

 

防水紙が劣化する、隙間から入った水が運悪く防水を通らずに流れてくる、こういったことが起きると、今度は雨漏りを引き起こします。

 

雨漏りの被害はとても大きいものでして、「構造体の腐食」「耐震性の低下」「外壁の崩落」「内装や家具、家電などの汚損または故障」「シロアリ」などを被る恐れがあります。

 

雨漏りは建物の老朽化を早めるだけでなく、普段の生活がしにくくなり、修理も構造体にまで被害を及ぼしてしまうため、工事代が高くついてしまうでしょう。

 

コーキングのメンテナンスをしないことで受ける被害は大きなものですので、劣化を放置せずに適切なタイミングでメンテナンスを行ってください。

 

雨漏りについてはこちらの「雨漏りは建物の寿命を縮めてしまう?放置するリスクと対策を解説」をご覧ください。

 

【コーキング工事をするなら塗装工事と一緒がおすすめです!】

定期的にコーキングのメンテナンスが必要な理由と劣化する過程について

建物のメンテナンスというと外壁塗装や屋根工事を思い浮かべるかもしれませんが、コーキング工事も長く建物を維持していくために必要なメンテナンスです。

 

コーキング工事は外壁塗装と作業が重なりますので、メンテンナンスをするときは一緒に行っておくのがベストタイミングです。高所作業があり、足場も必要なので、外壁塗装と一緒に行えば足場代の節約にもなります。

 

当社は無料で建物診断も行っておりますので、お住まいのメンテナンスをお考えの方は、ぜひお声がけください!

 

無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。

 

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