屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?
投稿日:2019.12.5 更新日:2023.12.28
屋根は想像しているよりもはるかに傷みが出やすいところ。
しかし、屋根は高いところにありますから、普段その状態を目にすることはありませんよね。
10年も経過すれば屋根はひび割れたり、剥がれたり、板金がサビたりと様々な劣化症状が発生します。
そのまま放置すれば雨漏りのリスクを高めることにもなりますので、しっかりメンテナンスを行っておきたいですよね!
【屋根材が剥がれていたり、割れていたりしたらどうなる?】
劣化症状でよく見られるのが「屋根材の剥がれ」や「屋根材の割れ」です。
建築に携わる方でないかぎりは、屋根というとスレートや瓦、金属屋根などの表にでている部分をイメージされるはず。
ですから、もしかすると屋根材が剥がれていたり、割れていたりしたら「大変なことになっている!」と驚かれるかもしれません。
しかし、屋根材が剥がれていたり、割れていたりしてもすぐに雨漏りすることはありませんのでご安心ください。
もちろんそのまま放置してはいい状態ではありません。
放っておく期間が長ければ、その分だけ劣化を早め、いずれ雨漏りを起こしてしまうでしょう。
あくまでも症状がでて期間が浅いうちは、まだそこまで大きな問題にならないということです。
【雨漏りの心配はありませんが、破片物の飛散に注意!】
ただし、一つだけ注意することがあるというと、それは破損した屋根材の飛散です。
重量がある瓦でも、割れた破片なら風に飛ばされて近隣に被害を与える危険性があります。
屋根材の不具合は、建物への被害よりも、まずまわりに被害を与えてしまうことを気にしなければなりません。
【屋根の劣化を防ぎ、問題になる前に対処する方法】
屋根材の剥がれや割れを防ぐことは、現状難しいものです。
屋根はなにも遮るものがなく、太陽光や風雨など過酷な環境にさらされているわけですから、年数が経てばその分だけ劣化も進みます。
飛来物による衝撃で破損することもあり、屋根材が被害を受けてしまうのは、ある程度受け入れる必要があるでしょう。
問題は劣化を放っておいてしまうことです。
「目視で確認できる場所ではないから、いち早く劣化に気づくことができない……」そう思われるかもしれません。
もちろん屋根は高いところにあり、目視できる場所ではありませんが、劣化が進んでしまうのを防ぐことは可能です。
その方法とは「定期的に屋根点検を実施する」ことです。
定期的に屋根点検を実施すれば劣化が進む前に把握でき、問題が大きくなる前に対処できるようになります。
屋根点検の時期は10年前後が目安です。
1年、2年といった短いスパンではありませんから、そこまで負担が重くなることもないかと思います。
正確に診断してもらうためにも信頼できる業者と出会い、関係を築くことも大切です。
業者選びについてはこちらの「塗装屋選びのポイント」をご覧ください。
【屋根板金のチェックも忘れずに!屋根板金工事とは?】
屋根材の他にも忘れてはいけないのが、屋根板金です。
屋根に取り付けられている部材を「役物」とも呼び、棟板金、雨押さえ、水切り、谷板金、雪止めなどがあります。
屋根にある板金部材は、雨の侵入を防ぐ大事な役割を担っています。
屋根板金工事は、前述した棟板金、雨押さえ、水切り、谷板金などの屋根板金に関わる工事のことです。
屋根材が劣化するように屋根板金も劣化していきますの、こちらも忘れずに点検とメンテナンスを行わければなりません。
屋根板金の中でも棟板金と谷板金は状態に注意しておきましょう。
【被害がでやすい棟板金】
まず棟板金についてご説明します。
棟板金は屋根の棟に取り付けられている板金部材です。
棟は屋根頭頂部にあたるところです。
寄棟屋根の場合。、流れ方向の屋根面の継ぎ目を隅棟と呼びます。
棟は屋根面の継ぎ目となるため、ここからの水の侵入を防ぐことと、意匠性を持たせるために棟部材を取り付けます(瓦は棟瓦、アスファルトシングルは同質素材の棟専用部材があります)。
棟板金の弱点は、風にあおられて飛ばされてしまうことです。
大きな部材ですから、屋根材の破片と同じように近隣の建物や車を傷つける恐れがあり、人にぶつかってしまったら大変な事故になってしまいます。
繰り返すことになりますが、屋根は下からだと状態をよく確認できないため、劣化していてもそのままにされてしまうことがよくあります。
そのせいで棟板金が飛ばされてしまう事例もよくお聞きしますので、被害を防ぐためにも定期的に点検とメンテナンスを行いください。
棟板金の点検は経年劣化だけでなく、台風など天候が荒れた後も被害が出てる可能性がありますので、点検を行うことをおすすめします。
【雨漏りの原因に多い谷板金】
谷ができる屋根もあります。
谷とは傾斜が下がる方向に屋根面が接するところを指します。
ここは水が流れて溜まりやすいため、不具合を起こすことが多い場所です。
谷には水の侵入を防ぎ、滞りなく軒樋に水を流すために谷板金を設けています。
大事な部材ですが、なんせ水に触れ続ける部材なため、劣化が早くてサビてしまうことがあります。
谷板金が錆びると穴が開いて内部に水が入り込み、最悪は雨漏りを起こします。
雨漏りの原因としても多い場所なので、谷がある屋根は状態にご注意ください。
【屋根の状態が気になっている方は、ホーム・ビューティーにお任せください!】
屋根はなによりも雨水の侵入を防がなければなりません。
雨漏りによるダメージは非常に大きなもので、建物の寿命をぐっと縮めてしまいます。
修理費も高くなる傾向ですから手遅れにならないように、屋根は定期的に点検とメンテナンスを実施ください。
ホーム・ビューティーは無料で建物診断を実施しておりますので、屋根の状態が気になっている方は、お気軽にご相談ください。
診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたします!
無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
“mu”
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