栃木県下野市 モニエル瓦の塗装 高圧洗浄
投稿日:2021.11.21 更新日:2021.11.22
栃木県下野市のモニエル瓦塗装現場にて高圧洗浄を行いました。
モニエル瓦って普通の瓦と何が違うの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
屋根にはいろいろ種類がありますので、その件も踏まえて本日はお伝えしていきたいと思います。
それでは本日行った作業を見ていきましょう!
【モニエル瓦とは?】
瓦は陶器瓦や洋瓦、セメント瓦などがあり、モニエル瓦はセメント瓦に類似する瓦です。
セメントが原料なのはセメント瓦と同じですが、モニエル瓦はセメントの中に砂利が入っていますので、正式には乾式コンクリート瓦と呼ばれています。
セメント瓦ととても似た屋根材ですが、小口の部分がそれぞれ違いがあり、セメント瓦の小口は平ら、モニエル瓦は砂利が入っているため小口はザラザラとしていて凹凸があります。
また、モニエル瓦は裏面にMマークの刻印が入っておりますので、形状が似ているセメント瓦と見分けることができます。
セメントを原料としているということもあり、モニエル瓦も塗装が必要です。
コンクリートは水を吸う性質がありますので、塗装をして防水しておかないと屋根材が痛んでしまいます。
また、経年劣化で汚れや苔の付着が目立ってくるため、美観性も落ちてきてしまいます。
10〜15年ほどが塗装の目安となっていますので、外観を保持するために行っておくことをお勧めします。
【モニエル瓦の塗装 高圧洗浄と注意点】
塗装をするときは汚れが付着していると塗料がつきにくくなるので、足場を設置した後に高圧洗浄を行います。
モニエル瓦の塗装で問題なのが、スラリー層と呼ばれるコンクリートを保護する層です。
スラリー層が残ったままだと塗装がのりにくいため、塗装を行うときはこのスラリー層をしっかり取り除くことが必要です。
高圧洗浄やケレンなどは塗装が密着しやすくなるように行う大事な作業ですが、モニエル瓦の場合はさらに念入りに行っておくことが大切です。
高圧洗浄だけで取り除くことができない場合はケレンを行なってスラリー層を手作業で取り除いていきます。
下地処理についてはこちらの「塗装前の下地処理」をご覧ください。
塗装は基本的に同じ工程で進みますが、屋根材の種類によって気をつけなければいけないことが違います。
今回塗装をしていくモニエル瓦のようにスラリー層が塗装の密着を悪くさせるということを踏まえて適切に作業をしなければ塗装はすぐに剥がれてしまいます。
これから塗装をお考えの方は、実績と高い技術を持った業者に依頼することが大切です。
業者選びについてはこちらの「業者選びのポイント」をご覧ください。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、メンテナンスの際はぜひお声がけください。
無料診断についてはこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
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