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外壁塗装は乾燥時間を守らないと施工不良を起こす!

投稿日:2023.1.15

外壁塗装はただ塗料を塗るだけのように見えますが、色々と守らないといけないルールがたくさんあり、正しく施工していないと簡単に剥がれてしまいます。

 

塗装の守らなければいけないルールの一つが「乾燥時間」です。

 

いきなり「乾燥時間」と言われても何のことかよくわかりませんよね。

 

塗装はちゃんと乾燥させないと塗膜が膨れたり、剥がれてしまったりする恐れがあります。塗料の施工マニュアルにはどれも乾燥時間の指定があります。

 

指定された乾燥時間を守らないと施工不良を起こしてしまいますので、ぜひこれから外壁塗装をお考えの方は「塗装の乾燥時間について」、ぜひ押さえておきましょう!

 

【乾燥時間とは?】

外壁塗装は乾燥時間を守らないと施工不良を起こす!

塗装は下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行われます。

 

しかし、冒頭でもお伝えした通り、塗装後は塗料を乾かせる時間があります。

 

ですから、実際のところは、

 

下塗り→乾燥→中塗り→乾燥→上塗り

 

と塗装との間に乾燥時間があるわけです。

 

引用:日本ペイント パーフェクトトップ

 

乾燥時間は塗料メーカーの施工マニュアルに指示されています。

 

乾燥時間を守らずに塗装すると塗膜の膨れや剥がれなど施工不良を起こしてしまいます。

 

塗装工事の流れについてはこちらから

 

それでは、次に乾燥させずに塗装してしまうとどうなるのかお伝えしていきます。

 

【乾燥させずに塗装してしまうとどうなる?】

外壁塗装は乾燥時間を守らないと施工不良を起こす!

品質を守った塗装に仕上げるには、乾燥時間をちゃんと守ることが大切です。

 

乾燥時間を守らずに塗装してしまうと、

 

・塗膜が膨れる

・色褪せが早くに起こる

・耐用年数よりも早くに塗装が剥がれる

・短期間でひび割れが起きる

 

など施工不良を起こします。

 

どうして乾燥させないと施工不良を起こすのかというと、塗膜に含まれる水分が影響するからです。

 

塗料は樹脂でできており、この状態だと塗ることができないため、シンナーや水などで希釈して液体にしてから塗装します。ですから、硬化する前は塗膜に水分が含まれているので、この上からさらに塗料を塗り重ねてしまうと塗膜に残った水分が邪魔して塗膜が膨れてしまうのです。

 

乾燥時間というのは、塗膜が硬化するまでの時間です。

 

塗膜の乾燥の度合いには段階があり、

 

第1段階:指触乾燥(指の腹で軽く触れた時に塗料が付着しない)

第2段階:半硬化乾燥(塗装された面に触れても跡がつかない。塗り重ね可能)

第3段階:硬化乾燥(塗装された面を圧迫しても指紋が塗膜につかない。塗膜内部も乾燥している)

第4段階:完全乾燥(塗膜表面・内部ともに乾燥が進み、完全に乾いた状態)

 

の4段階があります。

 

長い時間乾燥させればいいというものではなく、塗料の施工マニュアルにはいつまでに塗装しなければいけないかも指示されています。乾燥時間は塗料によって違いがありますので、使用する塗料の施工マニュアルを熟読していることが重要です。

 

【乾燥時間は時期や天候で変わる】

外壁塗装は乾燥時間を守らないと施工不良を起こす!

塗装の乾燥時間は時期や天候によって変わります。

 

まず、塗装できない気象があるのはご存知ですか?

 

塗装できない気象

・雨や雪が降っている

・温度が5℃未満

・湿度が85%異常

 

上記の気象のときは塗装ができません。

 

そして次に乾燥時間です。

 

乾燥時間 季節
早い
普通 春・秋
遅い 冬・梅雨

 

気温が高いほど塗装の乾燥時間は早くなりますので、春の季節から乾燥が良好に、冬は気温が低いため乾燥するまで時間がかかります。

 

引用:日本ペイント パーフェクトトップ

 

上記の乾燥時間のように温度によって乾燥時間が変わるため、塗装をするときは、その日の天気を判断して適切な乾燥時間を設けることが大切です。

 

塗料の仕様書などの内容についてはこちらの「外壁塗装に使う塗料の仕様書や施工マニュアルはどんな内容が書いてある?」をご覧ください。

 

【施工ミスがあってもすぐに症状が出るわけではない】

外壁塗装は乾燥時間を守らないと施工不良を起こす!

厄介なのが塗装は施工ミスがあってもすぐに症状が現れるとはかぎらないことです。

 

ほんの数時間後または数日で症状が出るのなら、業者にも言いやすいですし、工事中ならなおさらやり直しが効きます(もちろん施工不良を簡単に起こしてしまう業者は要注意ですが……)。

 

しかし、実際のところは、施工ミスがあってもそれなりに年月が経ち、2〜3年経ってから症状が出るということが多いです。

 

2〜3年経っていれば工事をしていたときよりもだいぶ落ち着いてしまっているため、また業者を呼んで工事をするというのは億劫です。

 

それに対応の悪い業者だと直しに来てくれるかもわかりません。悪徳業者の場合は追加請求をしてきたり、責任を負わない恐れだってあります。

 

塗装は正しく施工すれば10年は保ちます(塗料の種類で耐用年数は変わります)。それを手抜き工事でほんの数年で剥がれてきたり、塗膜が膨れたりしてしまったら、せっかく高額な工事代を払ったのに残念でやりきれない気持ちです。

 

悪徳業者に騙されないためにも、塗装の乾燥時間の重要性をちゃんと押さえておき、信頼できる業者に工事をご依頼ください。

 

業者選びについてはこちらの「塗装屋選びのポイント」をご覧ください。

 

【外壁塗装はアフターサポートや工事保証のある業者に依頼を!】

外壁塗装は乾燥時間を守らないと施工不良を起こす!

このようなトラブルにあってしまうと大変ですから、施工ミスがないことが大前提ですが、ちゃんとアフターサポートや工事保証が充実している業者であることも重要です。

 

アフターサポートや工事保証を実施していれば、もし何かあったときにもすぐに対応してくれて安心です。また、今後のメンテナンスや建物の不具合について気になることがあったら相談できる業者がいると、今後の建物の維持管理のときの心強い味方になってくれます。

 

塗装工事は一度終えたら今後はしなくてもいいというというものではなく、十数年後にはまた塗装工事が必要になります。工事をお考えの方は、工事後のことも考えて長く付き合える業者に工事を依頼しましょう。

 

ホーム・ビューティーは工事後もお客様が安心してお過ごしできるようにアフターサポートや工事保証を徹底しております。

 

詳しくは下のページでお伝えしておりますので、良ければこちらもご覧ください。

 

「安心の定期訪問サポート」

 

「安心の保証制度」

 

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