外壁塗装は本当に必要?塗装をする目的と塗装するタイミング
投稿日:2025.1.8
「外壁が汚れてきて家の見栄えが悪くなってきた」
「外壁の色がまだらになって気になる」
このような時に外壁塗装を考えますよね?でも外観の見栄えさえ気にしなければ塗装をしなくても大丈夫なのではないか、そう考えたことはありませんか?
先に結論からお話ししますと、
大切な建物を長持ちさせるために外壁塗装は必要です。
それでは、どうして外壁塗装をすることで建物を維持できるのでしょうか?本記事では、外壁塗装をする目的や塗装しないまま放っておくリスク、塗装時期の目安について解説いたします。
外壁塗装は本当に必要?塗装をする目的
大切な建物を雨や紫外線から守るため
ちょっと強い雨や強風、雷といった天気が荒れた時に建物の中にいれば安心でホッとしますよね?しかし、外では荒れた天気に建物がさらされている状態です。実は思っているよりも建物は過酷な環境に耐えていて、年数を追うごとにダメージも蓄積していきます。
建物を劣化させる要因は、雨や風、太陽光の紫外線、車の排気ガスなど様々あります。劣化が進めばさらにダメージを負いやすくなるため、建物を守るために保護しなければなりません。その役割を担っているのが外壁塗装です。
建物の美観性を保つ+外観デザインを変えて楽しむ
経年劣化すると建物の見栄えが落ちてきます。外壁の汚れ、塗装の色褪せ、コケやカビの発生、コーキングの変色など美観性が低下すると建物の印象も暗く見えてしまうでしょう。
外壁塗装はこのような美観性の低下を改善し、見栄えを保つ役割があります。また、外壁を違う色に塗装して外観デザインを楽しむことも大事な目的の一つです。
ホーム・ビューティーはカラーシミュレーションを行なっております。完成イメージを塗装する前に確認でき、お好みの色をお選びいただけます。色選びでは、ぜひカラーシミュレーションをご利用ください。
カラーシミュレーションについてはこちらから
資産価値を維持するため
塗装が古くなり、劣化が進行しやすい状態が続けば、放置した分だけ建物が傷んでしまいます。定期的に塗装をした建物と塗装をせずに放っておいた建物では、傷み具合がまるで違いますから、資産価値にも影響が出てきます。
傷があれば物の価値が落ちてしまうのと一緒で、ダメージを負っている建物ほど修繕に費用がかかり資産価値が落ちます。外壁塗装は風雨などからの劣化を防ぎ、大切な建物の資産価値を守ります。
機能性を高めて快適な環境に改善
塗料には低汚染性や遮熱性、透湿性、防カビ性、防藻性など様々な機能が備わっています。塗装をして新たに機能を加え、快適な環境に改善することも外壁塗装の大事な目的です。遮熱塗料は熱の伝わりを抑える効果があり、室内環境まで改善が期待できます。
遮熱塗料についてはこちらの「遮熱塗料はどんな効果がある?塗料の選び方もご紹介!」をご覧ください。
外壁塗装をしないとどうなる?
汚れやすくなり、建物の見栄えが悪くなる
塗装が古くなると水が染み込みやすくなり、汚れも一緒に吸って外壁に跡を残します。黒く汚れた建物は見栄えが落ちてしまうので、まわりの景観にも影響を与えてしまいます。
外壁にコケやカビが発生する原因についてはこちらの「屋根や外壁に藻・コケ・カビが発生する原因と対策」をご覧ください。
建物の寿命が短くなる
モルタルやサイディング、ALC、金属は水に触れつづけると状態を悪くさせます。クラックから始まり、最悪は外壁の崩落まで発展する恐れがあり、長い期間手付かずにすると建物の寿命をグッと縮めてしまいます。日本の戸建て住宅の寿命は30年ほどとされてますが、これは定期的にメンテナンスを行うことで保てる年数です。
被害が大きくなるほど修理費の負担が重くのしかかる
定期的にメンテナンスをしていれば、建物は良好な状態を保つことができます。しかし、ダメージが蓄積して損傷まで発展すると補修をしなければなりません。さらに損傷が激しければ補修では対応できず、外壁や金物など部材を交換する必要が出てきます。被害が大きいほど修理費の負担も重くのしかかってきてしまいます。
雨漏りは外側だけでなく、室内にも被害を与える
塗装が劣化して水が染み込むと、最悪は雨漏りを引き起こします。雨漏りは柱や梁などの建物の大事な構造体を濡らして性能を著しく低下させます。
また、室内まで水が流れてくると家具や壁紙、フローリングなどの内装を汚損させ、室内の復旧にも費用が掛かります。
水が落ちてくる中で生活をするのはそうとうな負担になります。雨漏りは建物の寿命を縮めるだけでなく、生活の質まで悪い影響を与えてしまいます。
雨漏りについてはこちらの「雨漏りは建物の寿命を縮めてしまう?放置するリスクと対策を解説」をご覧ください。
外壁塗装をするタイミングは10年が目安
外壁塗装が必要なことがわかってくると、今度はいつ外壁塗装をすればいいか気になることだと思います。外壁塗装を考えていただく時期は、「はじめて外壁塗装をされる方」と「外壁塗装が2回目以降の方」で変わってきます。
「はじめて外壁塗装をされる方」は劣化症状が現れてくる10年目が目安です。新築でしたら、建物を建ててもらった業者がアフターサポートで点検にくる時期なので、塗装が必要か聞いてみることをおすすめします。近年の外壁は特殊なコーティングがされており、非常に長持ちです。10年目でも塗装不要な場合もあるため、外壁材のメンテナンススケジュールを前もって確認しておきましょう。
「外壁塗装が2回目以降の方」は前回に塗装した塗料の耐用年数が次の塗り替え時期の目安です。塗料にはウレタンやシリコン、フッ素などがあり、各塗料で耐用年数が異なります。以前の塗装でどの塗料を使用した確認し、その耐用年数を目安に次の塗り替え時期をご計画ください。
外壁塗装を考えていただくタイミングについてはこちらの「外壁塗装が劣化している症状と塗り替えのタイミング」で詳しく解説しております。
大切な建物を長持ちさせるポイント
大切な建物を長持ちさせるポイントは、外壁塗装を含め定期的なメンテナンスを行う、必要性に応じて修繕を行うことです。劣化が進行する前に対処することが、結果的に建物の延命につながり、コストの軽減にもなります。また、10年くらいを目安に定期点検の実施も劣化の進行を防ぐ対策になります。
ホーム・ビューティーでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。診断では建物の状態やお手入れ方法、今後のメンテナンスなど詳しくお伝えさせていただきますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根外壁0円見積もり」をご覧ください。
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